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定期借地権のメリット・デメリット

定期借地権のメリットとデメリットです。
1.定期借地権のメリット
(1)土地が必ず返却されます。
普通借地権と違い定期借地権は更新がないため期間満了後に必ず返ってきます。
(2)賃貸経営のリスクが小さいです。
地主は経営の部分にはとくに携わりません。
(3)安定した収入が確保できます。
定期借地権の設定により通常、土地評価の2~3割の権利金または保証金による一時金が得られます。また毎月地代が入ってきます。
(4)遊休地などの土地の有効活用ができます。
(5)保有コストが安くなります。
「固定資産税」「都市計画税」「地価税」などを軽減できます。
(6)相続税対策ができます。
定期借地権を設定して、区分けをしておくことで、「遺産分割」や「物納」に便利となります。毎月の地代収入は「延納の原資」に回すことができます。定期借地権の設定時に受け取る一時金を相続税の支払いに充てることができます。

2.定期借地権のデメリット
(1)処分が困難です。
定期借地権を設定していると、売却が難しくなります。
(2)契約終了時には更地にして返還することになります。
建物解体と土地の更地の明け渡しをどのように行うか問題になります。解体費用がそのときに必要となります。
(3)契約解除時の保証金の取り扱いがでてきます。
建物の撤去費用と引き合うかどうかなどの問題も出てきます。
(4)マンションの場合、区分所有者の債務履行への対応がでてきます。
債務履行の実行方法が問題となる場合があります。
(5)トラブルに巻き込まれることがあります。
当事者双方に相続が発生したとき、当初の取引当事者は誰もいなくなることになり、地代の値上げや返還時のトラブルに巻き込まれることがあります。

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