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契約すると家賃はすぐに支払わなければならない?

■問題(モデルケース)
不動産会社でよい部屋が見つかったので早速借りる契約をしました。
引っ越しは休みの都合もあってすぐにはできそうにありません。
来月から入居する予定なのですが、契約すると今月は日割計算で家賃が発生すると不動産会社に言われました。
まだ入居前なのに家賃は支払う必要があるのでしょうか?

■回答と対応策
入居前であっても家賃は支払うことになります。
契約は、当事者間の申込と承諾という二つの意思表示の合致によって成立する法律行為です。
実際に入居していなくても契約開始日以降は家賃を支払う義務があります。
賃貸借契約の中で「契約開始日は○月○日とする。」と定めているときは、その契約開始日から効力が発生しますので、家賃も契約開始日からとなります。

入居していないのに家賃を支払うのは不合理に思えるかもしれませんが、入居前であっても契約開始日以降の家賃を支払うことは、契約相手の貸主に部屋を提供する義務を契約開始日から借主に特定化する効果にもなります。また部屋を確保するために必要な費用ともいえます。
家賃は通常一ヶ月単位ですが、契約日によっては日割で計算されることもあり、その場合は日割分の家賃を支払えばよいことになります。

さて、どうしても入居前の家賃を支払いたくないという場合、実際に入居する日を契約開始日にする方法もありますが、それは契約開始日を遅らせることとなり、貸主が契約を了承しないかもしれません。
よい部屋が見つかって決めているのなら、入居前の家賃は支払うか、もしくは手付金を支払うようにするかとなるでしょう。

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