近年「サービスアパートメント」という言葉をよく耳にするようになってきました。
サービスアパートメントというのは簡単にいうとフロントサービスを備えた礼金なし・敷金なし・仲介手数料なしの家具付きの限りなくホテルに近い賃貸物件をいいます。
ホテルとの違いはというと部屋が広めで、キッチン・洗濯機などがあり「賃貸契約」をするところです。
賃料は50万円を超えるものがほとんどで、100万円以上のものもあります。また周辺の物件に比べて賃料も5割程度高く設定されています。
代表的なサービスアパートメントは「六本木ヒルズレジデンス」「アークタワーズ」「プルデンシャルタワー」などで森ビルが中心となって供給しています。2007年春には三井不動産のオークウッドプレミア東京ミッドタウンがオープンする予定(オフィシャルページ)です。
◆多彩なサービスが充実しています
◇フロント・サービス
・コンシェルジュサービス(タクシーの手配・各種チケットの手配・レストラン・ホテル予約等・・・)
・クリーニングの受け渡し
・宅配の受け渡し
・部屋の定期清掃
・リネンサービス
・ペットの世話等
◇一流の家具・一流の家電・一流の食器類つき
入居後すぐに上質な(高級感のある)生活ができるように家具・家電・食器などはすべてブランドものがほとんどです。
電話・FAX・高速インターネット回線などは当然のように設置されています。
◇共用施設
・スポーツクラブ、プール施設など
・サウナ、ジャグジー、大浴場など
というように至れり尽くせりです。言葉では単にサービスアパートメントですが、高付加価値を備えた賃貸住宅、欧米の住宅スタイル(賃貸は家具つきが当然)を原点にして、よりホテルと変わらないサービスまで加えた、より高級志向の方々をターゲットとした究極の賃貸住宅といえるでしょう。